ペット保険
1.ペット保険とは?
ペットの「まさか」に備える。
私たちとペットのために唯一、買うことのできる「あんしん」です。例えば犬は、生まれて1年で、人間でいうと20歳ぐらいの年齢になります。そのあと1年で4歳づつ歳をとっていき、必ず人間より早く亡くなってしまいます。獣医師の努力により、ペットは長寿になりました。一方で高齢ゆえに、心臓疾患、ガンなど大きく、重い病気にかかり、治療が長期で高額になるリスクも多くなりました。しかし、私たち人間と異なり、ペットには医療保険制度がなくいざという時の高額な出費は人間の医療費以上に家計を圧迫することもありえます。病気の他にも思いがけない事故が、家計を圧迫する場合があります。ペットが「噛みつく」、「壊す」など他人に迷惑を及ぼしてしまった場合です。飼い主の責任は、想像以上に大きいものです。“ペット保険”は、起きる前に飼い主が考えておくことができるもので、快適なペットライフを実現させてくれるものです。
2.ペット保険の歴史
『ペット保険』はどこで生まれたかご存知ですか?約30年前にイギリスで発祥したと言われてます。一人の女性が愛犬のために設立した保険会社からはじまり、今ではアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの国々にありますが、日本ではまだ歴史が浅いのが現状です。現在イギリスやアメリカなどでは、保険会社はもちろん、大手スーパーや銀行なども参入し、広く認知されています。(イギリスのペット保険加入率は約15%)また、人間の損害保険や生命保険のように、法律に基づいて許可された事業所のみが扱っています。一方、日本でも『ペット保険』制度は十数年前にはじまり、さまざまな団体が「共済」として立ち上がりました。当時からこの制度は獣医師達の間でも重要視され、積極的な協力もありましたが、さまざまな問題からそのほとんどがわずか数年で姿を消し、獣医師や動物病院とペット保険の制度との間に大きな隔たりが生じてしまいました。しかし、近年の日本のペットブームにより、ペットを家族の一員やパートナーとして生活をともにするようになり、再びペット保険が見直され、注目を集めています。
3.日本におけるペット保険の仕組み
人間の保険や海外の制度と異なり、日本における『ペット保険』は法律に基づいて許可された事業所が運営しているわけではなく、任意団体が共済の考えを取り入れて運営しています。現在の日本では保険業法に基づく事業としてペット保険を販売することが認められていないのです。日本の『ペット保険』は民法に基づいて運営されています。ペットを飼っている飼い主のほとんどがペット保険は必要であると感じていながらも、実際に加入している割合はごくわずかであるのが現状です。その理由のひとつとして『認知度の低さ』です。
■3つのタイプの保障制度
1)定率タイプ
治療費に対して定率内(50%・60%・70%等)の限度額内にて保障するタイプです。
保険団体名:アイペット、犬友クラブ、PSクラブ、プリペットクラブ、Petomo
2)定額タイプ
かかった治療費に対して決められた規定額をその規定額内にて保障するタイプです。
あるいは、定められた規定額の範囲でかかった費用の全額を給付するタイプです。
保険団体名:全国ペット共済会、日本ペットオーナーズクラブ
3)実額タイプ
保障内容に対して団体の規定額を一括保障するタイプです。(定額)
あるいは、団体の規定額の範囲内で費用の全額を給付するタイプです。(実額)
保険団体名:日本アニマル倶楽部