まぼろしのサケ”鮭児(ケイジ)
北海道の秋の味覚といえばサンマとサケですが、今回はサケのお話しです。
サケは大きく分けて白鮭、銀鮭、紅鮭があり、その中でも天然物と養殖物があります。
この中で一般的にサケといったら白鮭でしょう。
白鮭とは、北海道で9月頃から、本州には11月から12月を中心に遡上してきます。
白鮭は人工孵化の主流で来遊は年々増加しており、主に秋に捕獲されることから「秋
味(あきあじ)」と呼ばれています。白鮭の中でも、5〜6月に獲れるものもは、「時知(と
きし)らず」・「時鮭(ときさけ)」と呼ばれ、味も上質なことから珍重されます。
それ以上に珍重されるのは、鮭児(ケイジ)といい、秋鮭漁の中で数千匹〜一万匹に
対して1〜2匹の割合でしか捕れない希少種です。見た目に魚体は小振りであるが、
その身体は通常の鮭だと多くても15%くらいしかない脂肪分が、鮭児だと20%以上ある。
まさに、育ちざかりの脂ののった超高級鮭。味は、幻の鮭と呼ぶにふさわしい特別な味です。
マグロの大トロのようにまるでとろけるような味わいです。
刺身で食べるのが一番のオススメですが、焼き魚でもおいしく頂け、脂ののりがものすごい
ので、焼いてもふわふわでまろやかです。
気になるお値段は、通常の鮭は1匹数千円に対して鮭児(ケイジ)は数万円。ものによっては
10万円を超えるのもあると言います。
ニセモノも出回っており、本物の鮭児(ケイジ)には羅臼漁組認定のタグがつけられるという。
ぜひ、皆さん一度お試しあれ。